国際問題に立ち向かう１７歳、グレタちゃんとは？！
どうも、やまけんです。
今回は、国際問題をトピックに、ある少女を紹介していこうと思います。
その名も、
Greta Thunberg (グレタ・トゥーンベリ)ちゃんです。
奇跡的に著作権フリーの画像があったので、彼女の画像からスタートしていこうと思います。
1- グレタちゃんって何者？
- 本名、グレタ・トゥーンベリ
- スウェーデン出身
- 現在１７歳
- 気候変動に対する環境活動家
が、彼女の特徴です。
この彼女のすごいところは、１５歳の頃に進みゆく気候変動に対して何もしない政府に不満を抱き学校へは行かずスウェーデン議会の前で座り続けるという「学校ストライキ」を起こした子なのです。
さらに、去年９月に行われた国連気候変動サミットにてスピーチをしたことでさらに一躍時の人となった子でもあります。
これがその時のスピーチです。
WATCH: Greta Thunberg's full speech to world leaders at UN Climate Action Summit
また、彼女が学校へ行かない、つまり勉強をしない理由として、政府にキレているだけが理由ではないのです。
2- なぜ学校に行かないのか
彼女はこう言っています。
Some people say that I should be in school instead.
Some people say that I should study to become a climate scientist so that I can solve the climate crisis. But the climate crisis has already been solved.
We already have all the facts and solutions. All we have to do is to wake up and change.
(Greta Thunberg, No one is too small to make a difference, P. 10より)
訳すと、
「人々は私は学校にいるべきだと言う。人々は気候問題を解決できるようになるために気候学者になる勉強をするべきだと言う。しかし気候問題はすでに解決している。私たちはすでに事実と解決策がある。私たちがやらなくてはならないことは立ち上がりそして変化を起こすことだ。」
といった感じです。
勉強して気候学者になっても解決策はもう知っているならば、先に行動に移すべきだと主張しているグレタちゃん。
確かに行動するという点に関しては、何も行動しない政府と比べたら彼女には影響力があるのは明白です。現に、学校ストライキは各大陸で広がっています。世界中で400万人の人々がストライキに参加しました！
3- グレタちゃんの願い
気候変動に立ち向かうグレタちゃんですが、彼女の願いやこれから掲げる未来として、
以下のように述べています。
Some would say we are wasting lesson time; we say we are changing the world. So that when we are older we will be able to say we did everything we could. And we will never stop doing that. We will never stop fighting for the living planet and for our future.
また、
We are the change and change is coming.
(Greta Thunberg, No one is too small to make a difference, P. 105-106より)
訳すと、
「ある人々は私たちが授業時間を無駄にしていると言うでしょうが、私たちは世界を変えているんだと言います。私たちが年老いた時にやれるべきことはやったと言えるようにね。そして私たちは決してやめません。私たちはこの地球のため私たちの未来のために戦うことを決してやめません。」
「私たちが"変化"であり、変化はもうすぐやってきます。」
彼女は、みなさんに何もしないことを求めている訳ではなく、自分自身が台風の目となり、行動することを願っています。もちろん自分1人で出来る変化は小さく、大きな結果はもたらせないですが、大勢でやることでその変化は大きな結果をもたらします。
自分にとって気候変動にどんな対策が出来るのか、少しでも考え少しでも行動に移してみてください。世界を救う、これ以上に胸張れることはないんですから。
以上、国際問題に立ち向かう1人の少女について、でした。
集団でストライキを起こすなど、「人生は冒険や〜！」と語った不登校小学生Youtuberと比べたら大違いですね。彼女の影響力に非凡なカリスマ性を感じた人も少なくはないのでしょうか。
このグレタちゃんが書いた本"No one is too small to make a difference" は英文書ですが、読み慣れていない人にもまだ読みやすいレベルであると思います。むしろ少しずつ英語が上手くなっていく彼女を感じることが出来て面白いですよ！
また、国連サミットでのスピーチの台本も収録されているので、要望があれば日本語訳と英語解説の記事あげますね。
ぜひお試しあれ！
では今回はここまで、バイバイ！
Thank you for reading! See you next post:)
