アメリカで就職できるのか?一旦状況整理といきましょう。【OPT制度】
どうも、やまけんです。
今回は、アメリカ留学をトピックに、就職について焦点を当ててみました!
アメリカのOPT制度について簡単に話していきますね。
1- OPT制度とは
まず、OPT制度とはアメリカの大学を卒業後に最長1年間アメリカの企業で研修を行うことができる制度、Optional Practical Training制度のことです。
噛み砕いて内容を言えば、卒業後にさらにもう1年間アメリカに滞在することのできる、いわば卒業まで上り詰めた留学生たちへのボーナスタイムというわけです。
また、STEMという理系分野の学部に属される生徒に当てられるOPTの期間は最長で3年です。
その研修期間の間に、企業側が「こいつが欲しい!」と思っていただければ採用、つまり就労ビザを出してくれるというわけです。
2- OPT制度の現実
この聞こえは良いアメリカのOPT制度、大学を卒業した留学生達の意見は「企業は、就労ビザを出すことをためらっている」ということです。
事実、留学生を採用するに当たって、そのために必要な書類準備や費用がかかっているので、その点に関してノーコストで雇うことができる現地のアメリカ人の方が企業側にとってもプラスな訳です。
さらに、OPT中の職場は自分の専攻に沿ったところでないといけない制限があります。
その期間内に採用がない自分に合う職を見つけられない場合、期間終了後に強制帰国となります。
さらに、もう1つ難点があります。
それは、トランプ大統領がOPT制度を廃止しようとしていることです。
主な理由としては、アメリカでの就職を目的に留学に来た中国人の急増です。確かにアメリカのどこにいても中国人を目にするほどです。
その上、コロナ被害によって、アメリカはいま世界恐慌以来の失業率となっています。
僕個人の見解なのですが、この留学生の激増に就職難の状態、言ってしまえば、いまこの現状がOPT制度を廃止にするに置いて良い口実となっているのではないかと思います。
ほぼ全てトランプ大統領にかかっている状態ですが、OPTという制度は内容としてはかなり良いものであることをご理解よろしくお願いします。
ここまではっきりと先の見えない未来へ歩かさせられているのがアメリカ留学生の現状です。私はとりあえず時間に身を委ねてみようと思います。
では今回はここまで、バイバイ!
Thank you for reading! See you next post:)